神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。
「生めよ。ふえよ。地を満たせ。」
(創世記1:28)
神様が全世界を造られた時、神様は人をも造られました。男と女とに人を造られました。
そして人を造られた時、言われました。「生めよ。ふえよ。地を満たせ。」
これはオリジナル大宣教命令です。
ハ????
何言っとるんや、こいつ???
と言う前に、まぁ、ちょっと聞いて(と言うか読んで)ください。
この時点で人は全く罪のない存在でした。罪が入る前ですから。
つまり、この時点での人は、神様を愛し、神様を拝し、神様に従うものでした。
命令されなくても、自然に神様を愛し、神様を拝し、神様に従う事ができたんです。
そのように造られたわけですからね。
そんな「完璧で、罪が無くて、聖い」人間に「生めよ。ふえよ。地を満たせ。」と言われている...つまり、神様を愛し、神様を拝し、神様に従う人間がこの地上を満たすように、と言う神様の思いが詰まった言葉です。
今の世界は罪の世界です。今の人間は罪人です。
そんな「今」の頭で読むと、ピンと来ないかもしれません。だから、この箇所は大抵の場合は人が増え、広がるように...ぐらいにしか説明されていません。
でも、実はこの箇所は神様を愛する人たちでこの世界が満たされるように、と言う神様のとてつもなく素晴らしい気持ちが込められている箇所なんですね。
これを今の...罪人だらけの罪の世界に住む私たちに当てはめるとどうなるでしょう?
罪人だらけの罪の世界に、神様を愛し、神様を拝し、神様に従う人が増えるように。
罪人だらけの罪の世界を、神様を愛し、神様を拝し、神様に従う人が満たすように。
と言う事になりますね。
そのために私たちに何ができるでしょう?
それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。
(マタイ28:19-20)
人々にイエス様の事を伝え、神様を愛し、神様を拝し、神様に従う人が増えますように。
私の隣りにいる人が...私の家族が...私のクラスメイトが...私の同僚が...イエス様を信じて、イエス様を愛し、イエス様を拝し、イエス様に従う人へと変えられますように。
これは世界の初めから変わらない、神様の切なる願いです。神様の唯一の願いと言ってもいいでしょう。
この神様の願いをしっかりと受け止めて、私も同じ願いを持つことができますように。
そして神様の願いを、まず私の周りで、一人ずつ実現していくために、イエス様の事を伝えていく事ができますように。