2015年11月18日水曜日

世界が荒れて、揺れている

からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。
そんなものより、たましいもからだも、ともにゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい。
(マタイ10:28)

ベイルートで、フランスで、爆弾テロが相次いだ。一気に世界が揺れ動いているのがわかる。報復の爆撃が始まっている。

テロリストたちはクリスチャンを大量虐殺し、一般庶民を誘拐・殺害し、世界中を相手に宣戦布告している。その背後にサタンがいるのは一目瞭然。

一連の出来事の中でサタンが実に巧みに成し遂げている事...それは人々の心に「恐怖」を植えつける事じゃないかな。自分の国で爆弾テロがあったらどうしよう、自分の近くにテロリストがいたらどうしよう、これから世の中はどうなっちゃうんだろう...と言う「恐怖」。

世の終わりが着実に近づいているような気がする。

民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと自信が起こります。しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めなのです。そのとき、人々は、あなたがたを苦しいめに会わせ、殺します。また、わたしの名のために、あなたがたはすべての国の人々に憎まれます。また、そのときは、人々が大ぜいつまずき、互いに裏切り、憎み合います。また、にせ預言者が多く起こって、多くの人々を惑わします。不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。 (マタイ24:7-13)

世の終わりが近づいて、世界が荒れて、揺れ動く時、サタンは僕たちの心に「恐れ」を植えつける。その時に神様にすがれるといいんだけど、大抵の場合僕たちの信仰よりも防衛本能の方が先に動き出す。報復爆撃は防衛本能のなす業かな。

クリスチャン大虐殺も確かにひどいし、残酷だし、かわいそうだと思う。でも、きれいごとに聞こえちゃうかもしれないけど、殺されたあの人たちは今頃イエス様の所で「よく最後まで信仰を捨てずに頑張ったね」とご褒美をもらってる事だろう。

言うのは簡単...って言われちゃうかもしれないけど、イエス様は「からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません」って言われた。そして「最後まで耐え忍ぶ者は救われます」って言われた。

もしかしたら今は相手をやっつける事を考える時ではないのかもしれない。こう言う時にこそ神様を見上げて、揺れ動いている世の中に流されないで、恐れに押されないで、しっかりと神様を信じて、神様を愛して、神様につき従う歩みを心がける必要があるのかもしれない。

神様はサタンより強い。
イエス様はテロリストより強い。

たとえテロリストの被害を直接受ける事があっても、私たちの行先は変わることがない。
たとえこの体が焼かれてしまう事があっても、そのすぐ先にイエス様が朽ちない体を持って待っていてくださる。

今の時のいろいろの苦しみは、将来私たちに啓示されようとしている栄光に比べれば、取るに足りないものと私は考えます。 (ローマ8:18)

って偉そうに言ってるけど、いざ自分が拉致されて、拷問される事を考えるとやっぱりめっちゃ怖い...。

でも...そんなまだ起きてもいない事考えていないで、この真理を信じて、希望をしっかり持っていきたいね。