心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。
私がきょう、あなたに命じるこれらのことばを、あなたの心に刻みなさい。
これをあなたの子供たちによく教え込みなさい。あなたが家に座っている時も
道を歩く時も、寝る時も、起きる時も、これを唱えなさい。
(申命記6:5-7)
心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。
イエス様は「これが大切な第一の戒めです」と言われました。(マタイ22:38)
うん、うん。そうだよね。神様を愛する事が何よりも大切だよね。
でも何をどうしたら神様を愛する事になるんだろう?
心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして...これってどういう事?
よくバイブルスタディで「心を尽くすってどういう事?」「精神を尽くすってどういう事?」「力を尽くすってどういう事?」って別々に考えてたのを思い出すけど、これって要は「自分のすべてを尽くして」って事なんです。
じゃ、どうしたら「自分のすべてを尽くして愛する」事になるんだろう?実際何をすればいいんだろう?
イエス様が引用されたのは申命記6:5。僕の聖書にも線がちゃんと引いてある。
6-7節も線が引いてある。でも、5節とは別に覚えてた箇所のような気がする。
5節は自分のすべてを尽くして神様を愛する、って言うもっとも大切な戒め。
6-7節はみことばを心に刻んで、子供たちに教えて、日夜唱えるって言う、みことばに関する戒め。
いや、ちょっと待てよ...でもこれって別々のメッセージじゃなくて、続いてるよね。
って事は、6-7節も「もっとも大切な戒め」の一部なんだ。
自分のすべてを尽くして神様を愛する時、私たちは神様のみことばを心に刻み、神様のみことばを子供たちに教え、神様のみことばを日夜唱えるようになるんだ。
つまり、神様のみことばを愛し、神様のみことばを喜び、神様のみことばによって生きるって事なんだ。
イエス様が「もしあなたがたがわたしを愛するなら、あなたがたはわたしの戒めを守るはずです」(ヨハネ14:15)って言われたのを思い出します。
神様を愛するって事は神様のみことばを大切にして、従うって事なんだ...しかも心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして...自分のすべてを尽くしてみことばを大切にして、従うって事なんだ。
人間関係でも同じだよね。誰かを愛してるって言いながら、その人の言う事を大切にしてなかったら...「あなた、私の事愛してないでしょ!」って言われるんじゃない?
愛する人が「これしてほしい」「こういうことはしないでほしい」って言う時、やっぱりその言葉を大切にして、その人の願いを聞いてあげたい...そう思うんじゃない?
神様に対する愛も同じ。
「神様、あなたを愛します」って言うなら、自分で勝手に満足する愛し方じゃなくて、神様が喜んでくださる愛し方したい。自分なりに適当に愛するんじゃなくて、みことばを大切にして、喜んで、みことばによって生きたい。
心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、神様を愛し、神様のみことばを愛するようになりたい。
あなたも今日、自分のすべてを尽くして神様を愛してみませんか?